大窓 アルミサッシ

今回のスタジオで一番防音が難しいのがFIXと引き違いの大窓(アルミサッシ)。
3.5mの幅と2mの高さがあり、当然ガラスだけでの防音となります。
構造としては外壁面に1枚と内壁面に1枚取り付けとなり、ガラスとガラスの間に25cm程の空気層という構造です。
ガラスは引き違い部分は真空ガラス(ペアガラスの間が真空になっているガラス)、FIX部分は防音ガラスのペアガラスとなっており、計4枚のガラスが入ります。
さすがにこれだけでは心配なので補助策として雨戸を防音型(鉄板だけでなく、ウレタンが入っている厚手のもの)にし、1枚目と2枚目のガラスの間と、部屋内にそれぞれ遮音カーテンを入れました。
アルミサッシの枠は隙間が多く、それ自体が軽いものです、ガラスの選定も大切ですが、枠をどうやって施工するかが最大のポイントです。

 

アルミサッシはYKK製、ガラスは日本板硝子の真空ペアガラス(スペーシア)と通常のガラスの1.5倍の厚みを持つペアガラス(ペアマルチ特注品)を選定しました。
ガラスは4人がかりで専用の吸盤を使わないと持ち上がらないくらい重いものです。
枠の取り付けは遮音コーキングとブチルテープで、徹底的に隙間を埋め尽くしています。
雨戸は防音タイプのものを採用しました。
サッシ取り付け後、窓枠を取り付ける再にも全て遮音コーキングで処理しています。


今回、施工をお願いした大工さん、大変丁寧な仕事をしていただける方で、いろいろなアイデアもいただきました。

窓枠は市販のものでは対応できないため、集成材を加工して製作していただき、色を塗りました。
この枠の内側に2枚目の窓が入りました。
内側外側共に真空ガラスもペアガラスも2重構造で合計4重のガラスと空気層で音を止めます。