配線・配管

Studioの配線で考慮しなければいけない点は、まず電源や電球等の証明からの誘電ノイズです。
ポイントとしてエアコンで1回線、照明で1回線、Studio機材用として1回線、そして冷蔵庫や掃除機等用の常用として1回線の単軌配線を引くことと、特に照明の回線と音響の配線がクロスしないように配慮することです。
回線を分けることとインバーターを上質なものにしたため、照明を調光タイプにしましたがギターやマイクなどに照明のノイズが載ることはないStudioになりました。
あと、壁に音響系の配線を埋め込む場合(パッチベイ用等)は必ずバランスでアースを取る事をお勧めします。
StudioにLANも引き込んだのですが、LANケーブルからノイズを拾うことはほとんどないようです。
もう一つのポイントとして、配線を引き込むということは外部から穴を通して線が入ってくるということです。
引き込みのポイントは2つ、一つは外壁と内壁を一直線に貫通させない事、外壁は壁の上部左側から引き込み、外壁と内壁の間の空間を通して内壁は右側下部から線出しするといった具合です、ただ、この場合後々のメインテナンスを考え、鞘管を通しておきたくなりますが、鞘管自体が音のトンネルになってしまうので線のまま引き込みする事をお勧めします。
あと、もう一つ忘れてならないのが外部との貫通部分は必ず防音コーキングをしっかり打って穴がないようにすることです。

次に配管ですが、今回はエアコンの触媒配管とミニキッチンの給水・排水配管です。
エアコン配管は電気の配線と同じく、内壁と外壁を一直線で穴あけしないのが基本です。
エアコンから出た配管は内壁と外壁の間を下に向かって伸び、床付近で左方向に伸びて壁の端で外に抜けて室外機に接続されてます。
この場合も穴を完全にパテで塞いで、伸縮性の高い防音コーキーングでしっかり塞ぐことが大切です。
次に、以外に厄介なのが排水管です。給水のための水道管は管径が細く水も入っているため意外に振動を外に伝えませんが、配水管は通常空洞で管径も大きいため音が伝わって外部に漏れる恐れが高いのです。
今回は床兼の厚い基礎に配水管を埋め込み、排水勾配の許す範囲で曲がりをつけて音漏れを最小限にとどめました。

 

配線の壁貫通部は必ずコーキングするをお忘れなく。
配線の固定部分もできるだけ振動を受けにくい重量物(梁とか基礎)へ固定したほうが良いようです。
写真は外壁側。

内側の壁のフレームに配置された電源とPA(キャノン)用ボックス

 

電源とLANは干渉しないので1つのボックスにまとめてあります。

PA用のラインはバランス型キャノンコネクターを壁に埋め込んで配線をすっきりさせています。

 

入り口ドア付近に設置された照明用の調光(3連)とPA用集中スイッチ。
PA用のスイッチでステージ周りのコンセントとPA周りのコンセントをまとめてON・OFFできます。
冷蔵庫やインターフォン、掃除機用のコンセント等ラウンジ側のコンセントはこのスイッチでは切れない常時通電になっています。