内側壁

内壁の構造はフレーム内にグラスウール24kg×100mmを敷き詰め、その上にコンパネ9.5mm+遮音シート1.2mm×2重張りしその上にプラスターボードを張り、仕上げは土佐漆喰で仕上げています。
例によって 隙間は防音コーキングとブチルテープ・ガムテープ等でしっかりふさぎ、気密が保てるようにしました。
内壁で重要なのは直接音が反響する面でもあるため、吸音の具合や反響の乱反射(プラッターワウの防止)等、最終、自分の欲しい音場、ライブなのかデッドなのかをしっかり考えながらつくりこむ必要があります。
このStudioはグラスウールの密度と厚みを変えて、表面は音を適度に反射する土佐漆喰で仕上げました。

外壁の内側に空間が10cm残るように内壁のセンターを墨出ししてアンカードリルとハンマーでアンカーボルトを打ち込んでゆきます。
海辺のStudioでアルカリ質のコンクリートへ打ち込むため今回はステンレスアンカーを使用しました。

下はアンカー打ちした部分にコーキング剤を塗布して内壁のベース材を固定しています。

下側のベースが完成したところで2重天井の項でも紹介しましたが2枚目の天井、つまり内側の天井を作ります。
完全に内側だけ独立は難しいので内側の天井を上側の天井から何点か吊りこむかたちで作って行きます。

ベースと天井が出来たら、2×4材で壁のフレームを作って行きます。

外壁側の防音シートがだらりと出ていますが、これはシートを途中で切らず包み込むようにするための工夫で、こうすることにより内壁や内天井の防音シートと重なって壁と壁の間の部分にも隙間がなくなります。

内壁のフレームが完成したところで電気関係の配線やエアコンの配管など、壁を作ってしまうと後で手が入れれない部分を作りこんで行きます。

24kgのグラスウールを内壁にも敷き詰めました、この後、コンパネを張って、防音シートを2重張りし、プラスターボードを張り、最後に土佐漆喰で仕上げます。

仕上がりはこんな感じです、ギター等のホルダーの位置や、PAスピーカーを吊ったり壁付けする場合の補強など、考えられる補強はとってあります。